場所の記憶![]() 2006年8月 青森県 恐山 (宇曽利山湖) 早朝の恐山。 岸辺には、毛髪のようなものに包まれて白くて長いものが重なり合っている。 白骨だ! どこかから流れ着いたのか、鹿の死骸。 そっと手を合わせる。 たくさんの石が積まれ、たくさんの棒が地面に挿されている。 からからと廻るたくさんの風車の音。 たくさんの願い。 そっと手を合わせる。 誰も居ない。 たくさんのトンボと私だけ。 トンボは棒に止まる。たくさんたくさん。 細くて頼りない棒に、たくさんたくさん止まっている。 そっと手を合わせる。 形がなくなっても、形を変えただけで、 やはり変わらずに、命はあるのだろうと思う。 === なんであのときあんな場所に居たのだろう? 説明できないことって、やっぱりいっぱいあると思うのです。
by tamayura_tamayura
| 2009-09-25 23:53
| 見・聴・体験
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