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鍼灸・手技セラピーたまゆら 新URLご案内

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2019.10.12

鍼灸・手技セラピーたまゆら
https://www.tamayura10.com


# by tamayura_tamayura | 2019-10-12 08:22 | お知らせ

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』

私は温泉が大好き。大好きな大好きな温泉。
だけど、ここのことだけは、ずっと黙っていたかった。
いつまでも、いつまでも、誰にも教えたくなかった。。。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20534081.jpg

箱根。姥子温泉『秀明館』
現在は、箱根の超有名日帰り温泉『天山』の系列です。
『天山』はいつもにぎわっていますが、平日の『秀明館』は、
緑の中にひっそりとたたずむ秘湯、の味わいがあります。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20535181.jpg

この建物、昔は湯治宿だったそうです。
レトロな建物ですが、ぴかぴかにお掃除が行き届き、
控えめかつ、瀟洒でお洒落な演出がなされています。
いついっても本当に居心地の良い、素晴らしい空間です。

温泉文化を生かし大切にしているスピリットが、我々利用者
にひしひしと伝わってきます。なんともありがたいことです!

利用料2.300円は高い、とおっしゃる方もいらっしゃるけど、
休息用の個室が利用できて、タオルと浴衣がついて、この環境
なら、そのくらいは喜んでお支払したいと私は思います。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_2054297.jpg

塵ひとつない、長い長い廊下。

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長い廊下の突き当り。ここが脱衣所。
※ なーんとずっと貸切状態だったので、撮ったど~!
ふふふ。なんともオープンな空間ですね。
階段の上の脱衣所から、お風呂は丸見えの構造です。

さて。どんなお風呂かといいますと… !!!


お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20542336.jpg

どんっ。岩風呂です。
赤茶けた岩からお湯がどんどんどんどん…噴き出しています!

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降雨量が多かったあとには、このように奥の岩からお湯が湧出
するのだそうです。岩から流れ出すお湯、見えますか?!
ちょうどこの日は「素晴らしいコンディションですよ!」と
スタッフさんがおっしゃっていたとおりの湧出っぷりでした。

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ここを訪れるのは私、たぶん5回か6回目だったのですが、
こんなに豊富なお湯に出会ったのは初めてでした!!!
うわわわわ… あまりの迫力に手が震えます。。。
あああああ… なんてことでしょう。足が震えます。
地球って凄い。自然って凄い。ニンゲンなんてナンボのもの?
あまりの迫力に、裸でお湯のなかで立ち尽くすのです。
(あ、お風呂は立って肩までつかれるくらい深いです)

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源泉そのまま。加温、加水、循環など一切なし。
洗い場なんてものはありません。
ひたすらお湯を楽しむ、これがここの流儀です。

遠くで雷が低く響いているのが聞こえます。
ひたすらどどどどどどど… とお湯が滝のように流れ落ちる音。
いつまでもいつまでも居られます。
地球から湧き出してくるそのまんまのお湯。
生きてるお湯。お湯の力。身体じゅうにしみわたってきます。


=== 『湯治郷の瓦版~第49号』より ===

温泉は人間同様、水分と温もりとミネラル成分を持ち、持ち味・個性も
微妙に異なる(十湯十色の生き物)だ。姥子の湯はおまけに日や天候、
季節次第で、ご機嫌ななめになったり、どーんと威勢がよくなったりする。
温泉の出具合(湧出量)も最高毎分数千リットル以上になったり、泉温も
48℃から50℃以上まで変化するのだ。
これは秀明館の姥子の湯が、今なお自然湧出泉100%だから。ボーリング
(掘削)に依らず、ポンプで温泉を汲み揚げることもない。自然の営みで
温泉が地上に湧き出る自然湧出泉は、温泉本来の姿。でも、箱根のみなら
ず全国的に希少になってしまった。

しかも姥子では、天(雨)水が豊かに降り注いで大涌谷・姥子の地層に
浸透し、神山の火山熱で豊富な温泉水になると、秀明館裏手の岩盤崖の
割れ目から湯滝になってどんどんあふれ出てくる。それが、雨が少なく
なる秋の終わりごろから春先にかけて、温泉は冬眠に入ったかのように
動きを止める。
まさに天の配合。季節限定レア物の産直品だ。地球の恵みである上、
旬の物だから、姥子の温泉力は他にも増して良い影響を私たちにもたら
すのは間違いない。

姥子の湯は PH3近い賛成で、昨今問題のレジオネラ菌を寄せ付けない。
泉質は単純温泉なのだが、鎮静効果のある石膏(硫酸カルシウム)や、
目に効くとされたミョウバン(硫酸アルミニウム)成分を含み、効能、
個性ともに豊かなのが特徴である。

=== 引用終わり ===


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秀明館の裏手には、薬師堂と石仏が並んでいます。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20552332.jpg

しんとした、凛とした空間。
大切に守られてきた場であることがわかります。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20544632.jpg

お湯に祈りを。世界に祈りを。ありがとう。
ありがとうございます。またお邪魔させて下さい。

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駐車場にある小さな滝は、お湯なのです。
もわもわと湯気が上がっています♪

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大涌谷。大涌谷とは徒歩30分くらいの距離。

お湯のチカラ~箱根・姥子温泉『秀明館』_f0133118_20545638.jpg

もちろん姥子から大涌谷へ登っていくこともできます。
私は、大涌谷から下っていく道のほうが好きですが…^^;

あー… ついに書いてしまった。。。
ここだけは誰にも教えたくなかった。。。(笑

なにしろ、ゆったり時間を楽しむには最高に素晴らしいです。
オトナがひっそりと楽しむには最高のロケーション。
ご興味おありのモノ好きな方々、ぜひ体験してみてください。
(土日はそれなりに混雑するそうですので平日おすすめ)
特に、雨がたくさん降ったあとがお勧めです。


※ ※ ※

姥子温泉 秀明館
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110-1
0460-84-0026(冬場はお休みです。要確認!)

車で行くのがいちばん簡単だとは思いますが、
公共交通機関でも行かれます。

○ 小田原 or 箱根湯本から伊豆箱根バス(箱根園行、かな?)
姥子停留所 徒歩すぐ。
○ 箱根ロープウェー姥子駅 徒歩5分くらい?
# by tamayura_tamayura | 2012-05-09 21:56 | 見・聴・体験

『肩もみ新聞』?!

なんか… おもろいものみつけた。
新聞の真ん中の面。2面ぶち抜き広告。

『肩もみ新聞』?!_f0133118_19564664.jpg

その名もなんと!「肩もみ新聞」だそうな。

世にもムズカシイ名前の経穴(いわゆるツボ、だね)の名前と
コメントがいろいろ書いてある。

で、これ真ん中をくりぬいて…  かぶるんだってさ。
じゃん。

『肩もみ新聞』?!_f0133118_19563570.jpg

こちらが前側。

『肩もみ新聞』?!_f0133118_19565465.jpg

こちらが後側。

わはは。。。
「この紙が破れるまで肩もみしてあげてください」だそうです(笑)

ホントに役に立つかどうかは別としても、おもしろかった!
GOODアイデア賞ですね。

で、これは「勤労感謝の日」の広告だそうです。
へええーーー。。。


***

こういうの見るとつくづく思うんですが、ニンゲンのカラダって、
立体構造なんですよね~~~。
これをかぶってみても、ホントにおすべきポイントは、たぶん
いまいちよくわからんのでは?!

こういうのはとにかく、実際におしてみながら、おされてる相手
のリアクションや感想を聞きながら、実際に相互に試してみるの
がいちばんの近道でございますよ。(特に男性諸氏。力に任せて
ぐいぐいおしちゃいけません。ホントに絶対ホントに大事です)

それに、いわゆるツボの場所とか「ツボ辞典」的なものの説明に
書いてあるような効果って、必ずしも絶対じゃないですからね。
なんというか… 身体は電気のスイッチじゃないのでね~^^;
# by tamayura_tamayura | 2011-11-21 20:04 | 雑談

8月9日江の島~杉山和一のお墓参り

8月9日は「はり・きゅう・マッサージの日」なんだそうです。
※ 全日本鍼灸マッサージ師会が2003年に制定
へええーー。。。知りませんでした。

いまさらですが、「鍼ってなんぞや?」なーんってことは、
とてもここでは説明し尽せませんので、このあたりをどうぞ
ご覧になってくださいませ。 ⇒★


偶然にも、鍼灸師仲間と集まる約束がこの日だったので、
杉山和一のお墓参り、というプランで江の島に行きました。

※ 杉山和一、というのは、管鍼法(かんしんほう)という、
現在の日本式の鍼灸では最もメジャーな刺鍼技術を編み出し
た開祖、というような方です。検校(けんぎょう)ですね。

8月9日江の島~杉山和一のお墓参り_f0133118_22412547.jpg


とにかくもう暑いのなんのって!!!
太陽ぎらぎらの炎天下を江の島に向かいます。

江島神社の参道を登って、右手に行くちょっと目立たない
道があるのですが、その坂を上ったところに杉山和一の
お墓はあります。

8月9日江の島~杉山和一のお墓参り_f0133118_22414534.jpg


緑に囲まれたひっそりとした、でも陽の光がたくさん降り注ぎ、
海が見下ろせるいい場所です。

「おかげさまで、鍼灸で私たちは日々の仕事を得ています。
 おかげさまです。ありがとうございます!」
こーんなかんじで、ご挨拶をしてまいりました。


なぜ江の島にお墓があるかと言えば、こんな由来があります。

***

杉山和一は、慶長15年(1610)に生まれて間もなく盲目になり、
江戸に出て医を学んでいましたが、物覚えが悪いため師匠に
見放されました。

そこで、江の島にこもり、21日間断食をして技術の上達を祈り
ました。満願の日、神域をはなれる途中、この石につまずいて
倒れ、気を失ってしまいました。

すると美しい五色の雲にのって弁財天が現れたので、手を合わ
せて拝もうとしたところ、何やらちくちく身体を刺すものがあ
りました。それで、意識を回復し、手にとってみると松葉の入
った竹の筒でした。

これにヒントを得て、管鍼術(かんしんじゅつ)を考案して、
その元祖となり、それによって徳川綱吉の病を治療し、関東総
検校に栄達されたといわれています。

それ以来、この石のそばで物を拾うと、福運を授かるということ
で福石と呼ばれるようになりました。

***



あまりに暑くてぼーっとしていたので、だいじな「福石」を
チェックするのを忘れてしまいました。。。

江の島ということは…洞窟にこもったんでしょうかしらね?
昔の人は、そうやって特別な場所にこもって願掛けすること
は珍しくなかったのかな~? いろいろ想像が膨らみます。


ちなみに、杉山和一ゆかりの場所は都内にもあります。

江島杉山神社
萬徳山 弥勒寺


***


蛇足ながら付け加えておきますと…

日本の鍼灸の歴史や特徴を考えるにあたっては、視覚障害の
(昔なら盲目というでしょうね)ことを避けて通るわけには
いかないでしょう。相当に複雑な背景があると思います。

残念ながら私の乏しい知識や理解では太刀打ちできない。。。
なにかいい資料とかないかしら???
# by tamayura_tamayura | 2011-08-09 23:05 | 見・聴・体験

全国CIDPサポートグループ会報14号 発行しました!

全国CIDPサポートグループ会報14号 発行しました!_f0133118_18303074.jpg


全国CIDPサポートグループ会報14号、昨日発行&発送しました。
今号は、来る6月19日に開催予定の総会お知らせ号です。

===
会員のみなさまには一両日中に届くはずですので、どうぞおたのしみに。
総会の出欠及び委任状ハガキと、会費納入用の振込用紙(まだの方のみ)
封入されております。
お忙しい中とは存じますが、ご返送とお振込手続きのほど、よろしく
お願いいたします。
===

いつもながら、300部を超える冊数を全部手作業で作って、あれこれ
同封して、宛名シール貼って、差出人やら郵便用のハンコを押して、
封をして仕分けして、という流れで作業しています。

みんなだんだん慣れてきて、あれこれお喋りしながら手はしっかりと
動いているような状況で、それぞれの作業に得意な人(匠!)と呼ば
れる方々がいらっしゃったりして。たのしいひとときです。

私はこの作業に参加するようになってからいつのまにかもうすぐ3年。
でもまだまだ下っ端スタッフでございますよ。
会への新規ご加入&各種作業の新規お助け隊は随時募集中です!

CIDP(Chronic Inflammatory Demyelinating polyneuropathy)=
慢性炎症性脱髄性多発神経炎は、末梢神経の疾患で自己免疫疾患の
一種ですが、はっきりとした原因は不明です。
まだまだマイナーなこの病気ですが、2009年に特定疾患に認定された
のは、当会の古くからのスタッフの方々の尽力の賜物でもあります。

お近くにお困りの方がいらっしゃったら、ぜひご案内くださいませ。
会の詳細や申込先は下記のサイトからご覧下さい。

全国CIDPサポートグループ
http://www.cidp-sgj.org/


ちなみに私は発症は19年くらい前で、寛解者です。
当時は当然インターネットなどなく、同病の人にお目にかかったのは
5年くらい前のことだったと思います。
そんなこんなを私がほそぼそ書いてたCIDPの個人的な話はここです。

CIDPの話 『たまゆら・たまゆら』
http://tamayura10.exblog.jp/i5/
# by tamayura_tamayura | 2011-05-25 18:48 | CIDPの話